深い呼吸はたくさんの筋肉を使います

地震の被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます。

早く穏やかで安心できる生活に戻れることを心から祈っています。

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吸う呼吸と吐く呼吸で違う筋肉を使う

 

今のようにパソコンが普及していなくて、電話が大活躍していた時代。

月に一度、わたしが働いていた会社に「固定電話の掃除」の方が来ていました。

わたし、その掃除を見ているのが、ものっっっすごく好きで。

会社の電話って、手あかが付いたり だ液が飛んでいそうじゃないですか?
毎日拭くのですが、なんかスッキリしなくて。

その電話機を 今のわたしくらいの年齢の女性が、毎月掃除してくれていたのです。

業務用の洗剤をつけて、電話機の「みぞ」をブラシで掃除しているのを見ると、もう脳内が掃除されているようで、すっごく気持ちよかったんですよねー(うっとり)

掃除してもらった電話機は、それはもうピッカピカで誰にも触られたくない感じ♡

わたしの電話機の掃除が終わった後。
次は、隣のおじさん(上司)の電話機が掃除される番。

そのとき、隣のおじさん(だから上司)への電話が入りましたが、電話は掃除中。

隣のおじさん(上司な。)の脂ぎった手が、掃除されたばかりのわたしの電話機に・・・!

こんにちは、そのとき顔がムンクの叫びみたいになったokuです。

 

呼吸で内臓が元気になります

 

人はびっくりしたとき、一瞬呼吸が止まります。
呼吸を止めて1秒あなた真剣な目をしたのはタッチですが、
わたしも掃除したばかりの電話機に上司の手が伸びたときは、多分 呼吸が止まっていたと思うのです(おい)

呼吸は意識すると上手くなります。
ヨガのレッスンに来て下さっている生徒さんたちも、本当に 通うごとに呼吸が上手くなってます。

そして、呼吸は内臓を元気にします。

横隔膜は、胸とお腹の境い目にある筋肉。
息を吸うと 肺と横隔膜が押し下がって内臓を押し付けます。
息を吐くときにお腹をペタンコにすると、横隔膜は胸に引き上げられます。

これを繰り返すことで、内臓が大きく上下して 血液やリンパ液の流れもスムーズになります。

 

呼吸数を減らそう

 

通常 成人した人の呼吸数は、1分間に12〜20回。
ですがこの呼吸、腹式呼吸にして 広く肺を使えると、1分間に2〜4回ほどに減るのです。

そして、呼吸数が減るとストレスも減るのです。

脳にある「扁桃体」はストレスを感知する場所
ストレスを感知すると、扁桃体は「今、ヤバい状況だよ!」と発信します。

すると人は、呼吸数や血圧、心拍数をアップさせてヤバい状況に備えるのです。

これ、自分は如何ともしがたい状況なのですが、これを何とかしてくれるのが扁桃体のお隣さんの「呼吸中枢」さん(さんが多いな)

呼吸数を減らすことで、
呼吸中枢がお隣の扁桃体に「あ、なんか、大丈夫らしいよ」と伝えてくれるのです。めっちゃ親切。

そうすると、扁桃体も「あ、そうなの?わかったー」と鎮静してくれるのです。

深く呼吸することで、肺の機能も良くなりますし、負の感情が自分から離れていきます。

全身の血流
が良くなって、からだの巡りも良くなります(推しまくり)

良くなるって書いてるだけで良くなるような気がしてくるわー(単純)

アメリカでは 9.11以降、ストレスを減らす方法として「呼吸のトレーニング」を取り入れています。

吸う呼吸と吐く呼吸では、使う筋肉が異なります。
吸う・吐くを深くすると、それぞれに使う筋肉にもアプローチできます。

かなり「呼吸推し」しました:)
いかがでしょう、深呼吸したくなって頂けたでしょうか?

地震のストレス、深い呼吸で 軽減していただけたら良いな、と思っています。

f:id:okuyoga:20180618163401j:image庭のミヤコワスレは、そろそろ終わり。