おひとりさまが二周年を迎えました

今後とも、どうぞ宜しくお願いします。

 

先日、旦那さんの三回忌を自宅で執り行いました。


旦那さんの両親と 仏壇を眺めながら、
「二年経ったんだね」
としんみりしていたそのとき。


義父が窓際を指差して言いました。


「あ。


義父の視線の先には、
暴れさせたが最後 凄まじい臭いを発するカメムシが。


普段のわたしなら「ぎゃぁぁぁぁ!
と叫んでいるはずですが、


義両親の手前 平静を装い、
あ、あぁ、ホント
と、ティッシュに包んで外に逃がしました。


こんにちは、okuです。


しんみりな空気が、カメムシとともに飛んで行きました。
ありがとう、カメムシ。いや、ほんと(棒)

 

 

丸二年。長いですか?それとも…


二年って、
長いのでしょうか。短いのでしょうか。


生まれた子どもが2歳になるって、
ものすごい成長だと思いますし、


2年制の学校なら卒業してますし、


なんとなく過ごした2年だと、
「何してたっけ?」
ってなります。


でも、2年前のことって忘れてしまうことも多いと思いますし、
実際 わたしも、自分以外の方の2年前って ほぼほぼ記憶にありません。すみません。


ですので 2年経ってもなお、
友だちからのお供物や御供花で部屋がいっぱいになっているのを眺めながら、


覚えていてくれることに、ただただ感動します


当日も、のっぴきならない用事があるにもかかわらず、
「行けなくてごめんね」
とわざわざ謝ってくる友だちからのLINEを見ながら、


「わたしにはできねぇ…」
と思うのです(おい)


友だちが 家まで足を運んでくれたり、
宅配でお供物が届く様子を見て感動していた母。


そんな母は、本州に住む兄からの電話を受けた後、


「お兄ちゃんから『三回忌に送るのは花がいいかな?』って電話がきたから、
『お友達からお供物もお花もたくさん届いてるから、

現金書留がいいと思う

って言っておいたー」と、にこやかに言い放ちました(驚)


ずっと、人に支えられて生きているわたし。


旦那さんが亡くなったその日、
闘病で仮住いしていたマンスリーマンションには、
友だちがご飯を持って集まってくれました。


翌日には、友だちが 出勤前にわたしの自宅から喪服を持ってきてくれて、
葬儀の翌日からは、
わたしを一人にしないように、友だちが かわるがわる泊まりに来てくれました。


仮住いのマンションまでお参りに来てくれた方にも、
遠くから祈ってくれた方にも、
黙って見守ってくれた家族にも、
ブログを読んでくださっている皆さまにも、


感謝しかありません。


おひとりさまも3年目に突入しました。


人との出会いには恵まれているわたしですので、
今後もみなさまとのご縁は 続いていくと思います。


今後とも、どうぞ ひらに 伏して
お願い申し上げます(土下座)


f:id:okuyoga:20181002190453j:image御神木にも願いを託します