出来すぎた身体。

どう使いますか? 


要介護の父が16年も風邪をひいていないのは、
ひとえに母の管理能力によるものですが、


「絶対に父に風邪をひかせられない」という母とわたしの結束のもと、
この時期アホほど手を洗います(表現)


インドに行ったときにも、
除菌ティッシュで食前には必ず手を拭き、


インドに連れて行ってくれた友だちの食べ物のセレクトがよかったこともあって、


旅行中は、お腹を壊すこともなく元気に過ごせました。


インドから日本への帰り道。
ハリドワールからニューデリーに向かう列車は、豪華なご飯付きだったのですが、


そこに「ハンドクレンジングゲル」が付いてきました。


バニラ」って書いてあるので、「バニラの香りなんだ〜」と思いながら封を切り、


思いっきり手に付けたら、
1%のバニラの香りのあと、99%の消毒液の匂いが鼻腔を突き刺しました


手がカッサカサになったけど、ものすごく除菌された気がしました〜ヽ(*^ω^*)ノ



 

この身体を使ってすることとは。


「肉体は、魂の入れ物」と言われます。


解剖学の勉強をしていたとき、


細やかな骨の配置、
それを動かすようにある腱や筋肉、
その筋肉が骨から離れないように押さえている支帯などをテキストで見ながら、



これを作ったのは人間じゃないわ」と思いました。
人知を超えてる」と。



関節ひとつとっても、
敢えて「ツルツル」していたり、「ザラザラ」していたりします。


f:id:okuyoga:20191208131842j:imageお借りしました。とにかく精巧な人体。



「ここは腱がひっかかりやすいように、ザラザラしています」とか言っている先生の話を、少しうわの空で聞きながら思ったのです。



うまく出来過ぎ」だと。



わたしたちは、愛を表現するために
この身体を使います。


自分自身を大切に扱うことも、
他人と関わることも、
仕事をしてだれかの役に立つことも、


すべては身体を使って、愛を表現することになります。


そして、いずれはその身体を置いて、


土に還ります。



それは、何十年後かもしれないですし、
明日かもしれません。



だとしたら今日、
この身体を使って、どんな愛を表現しましょうか。


自分を休ませることも、
家族に優しい一言をかけてあげることも、
他人に笑顔を向けるだけでも、愛は表現できます。


今週も穏やかに過ごせますようにヽ(*^ω^*)ノ



f:id:okuyoga:20191208132049j:image兄夫婦とご飯〜



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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
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