そこにはあなただけの「常識」が。
高校生のとき、
当時同級生だった旦那さんに、
「にきびの中に顔がある」
と言われたことがあるほどに、にきびが出ていたわたしは、
ビタミン剤を飲むとにきびが治るという話を聞き、
某化粧品屋さんのサプリメントを飲み始めました。
あれから三十年。
結局今もそのサプリメントを飲み続けているわたしは、
商品をたずさえてレジカウンターへ向かいました。
こんにちは、okuです。
「何年飲んでいらっしゃるんですかー?」というお姉さんの問いに、
「えーと、三十年ほど」と答えたら、
「だから肌がお綺麗なんですね!」と言っていただいたのですが、
そのときのわたしといえば、
マスクを下まぶたのキワまで装着し、眼鏡をかけ、前髪を下ろした状態で、
見える皮膚といえば、上まぶたのみ。
その後、
「美意識の高いお客様には、こちらがオススメですー」っつって、
わたしが買おうとしていたビタミン剤の5倍以上の価格のサプリメントをオススメして頂きまして、
「だが断る」って帰ってきたんですけど、
褒められることに慣れてないと、
思わず浮き足立っちゃうから、気をつけて!(わたし)
自分で感情を選んでいます。
浮き足立ってるなーという嬉しい気持ちも、
なんだかイラッとするわーという気持ちも、
どちらも優劣のない自分の感情です。
わたしにとって快適な状態というのは、
感情が波立っていない穏やかな状態なので、
嬉しい気持ちが突出していても、
不穏な気持ちが突出していても、
どちらも快適ではないのです。
どちらの状態のときにも、
紙に感情を書き出したり、
自分で感情を味わいまくったりします。
言ってみればどちらの感情も、
小さな子が、
「お母さん!聞いて聞いて!こんなことがあったの!」と言っているようなもので、
今となってはすっかり大きな大人になったわたしですが、
内側から湧き出る感情の声は、ずっとあったのだと思います。
仕事や家事など、「やるべき」だと思っていることを優先したり、
知らず知らずに植え付けられた自分の中の常識を優先して、
わたしたちは、内側の声に耳を傾けるのをやめてしまったように思うのです。
自分の感情をひと通り出し尽くすと、
話を聞いてもらった子どものように、
自分自身が安心します。
何かあったときに「どうしたの?大丈夫?」と自分に向き合うクセをつけると、
感情の波には、飲まれないような気がするのです。
感情がごちゃついていると、ヤジが飛びまくっている国会みたいになります(言い方)
瞑想を続けていると、
議長に田原総一郎さんが入ってくれた会議みたいになります(人によります)
感情に「いい」も「悪い」もありませんし、
多くの場合、何かが起きて出てきた感情というのは、
「反応」として、出てきやすい感情が出てきただけです。
見つめるべきは、
その感情が出てきた「前提」
過去をほじくるのではなくて、
同じようなことが起こるたびに自分にわき起こる感情の「前提」を見つめる時間が取れるといいですね。
祝日の朝はヨガに行きました。
自分の感情が散らかっているときは、集中できないヨガ。
「今の自分が全部出るなー」と思いながら帰ってきました(とぼとぼ)
これから週の後半に向けて、穏やかに過ごせますようにヽ(*^ω^*)ノ
@小樽(おたる)
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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
★2月13日午前/1席空きました★
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