十年目に突入します。

ここから、また。



ブログを書くようになったのは
以前の職場の方から
かなり強めに勧められたからです。




「文章を書くのがうまそうだから」
とかではまったくありません。




勧めてくれたその方にとっては
「ブログを書く」とか
「なにかを発信する」ことは
ごく自然に日常生活の中にあって、




「携帯電話もガラケーで
パソコンは検索を少々」
みたいなわたしは、




その方にとっては
異次元の人
だったのだと思います。




そんなわたしも
ブログを書き始めて
十数年が経ちました。




このはてなブログは
独自ドメインを使いたかったのと
広告を外したくて
有料の「はてなブログpro」
っていうのにしてるんですけど、




かれこれ半年近くも
放置してしまいました。




前回の4月のブログでは
「ホタルノヒカリ」を見ています
って書いたのですけど、




半年近く経った今も
まだ見ています。
っていうか、
去年からずっと見ています。



www.okuyoga.net




こんにちは、okuです。




「ホタルノヒカリ」のなかに
綾瀬はるかさんと藤木直人さんが
エレベーターに乗っているシーンが
何度か出てくるのですが、




十数階のビルなのに
「何百階のビル?」っていうくらい
1階に着かないことについて、




ツッコミを入れながら
今もひとり楽しく見ています。




今のわたしが思うこと。



おかげさまで
おひとり様生活も
丸9年を迎えました。




2016年に食道がんで
夫を亡くしたわたしですが、




七回忌くらいまでは
昨日亡くなったような気持ち」を
引きずっていた気がします。




そこから3年経った今は
「昨日ではないな」
と思えるくらいにはなりました。




それでも「喪失感」は
なくなりません。




わたしと同じ時期に
ご主人を亡くした友だちがいます。




その友だちのお母さんと
会う機会がありました。
友だちのお母さんは
今もご夫婦で暮らしています。




その友だちのお母さんは
ひとりになった友だち(娘)や
わたしのことを
「羨ましい」と話します。笑




他の方にも
「羨ましい」と
言われたことがあるのですが、




今でこそ
苦笑いでやり過ごせますが
「羨ましい」は
絶対に言っちゃアカンやつです。




わたしもそうですが
人は経験したこと以外
想像の域を出ないのだと感じます。




旦那さんが亡くなって
実家に帰ったわたしが
言い合いをする両親に向かって、




「言い合える相手がいることは
幸せなことね」と伝えたところで
当時、そのことばが両親に響いた様子は
まったくありませんでした。




父が亡くなったことで
夫を喪うという
同じ経験をした母とわたしは
共通言語を手に入れた気がしました。




わたしたち親子にとって
「死」は遠いもの
ではなくなりました。




わたしが運転免許を取得することに
かなり反対した母でしたが、




今では
小さくなった体で
助手席に座りながら
「車にぼーっとしながら
乗るのが好き」と話します。




そんな母を助手席に乗せながら
死生観を擦り合わせるように
「何があっても寿命だね」
と話をすることがあります。




わたしが旦那さんを喪ったとき
「寿命だったのだ」と思えたら
もう少し心穏やかに
見送ってあげられたと思うのです。




お互い同じ立場になった母と
この話ができることで、




もし母がこの世を去っても
「お疲れ様でした」
と見送れる気がしますし、




ここまでの母の人生も
「ちゃんと寿命まで生きた」と
肯定できる気がするのです。




そしてその日は必ず来ます。




そのときは
ただそこに居てくれたことも
車の助手席にちょこんと乗っていたことも
のんびりとテレビを見ていた姿も、




すべてが愛おしかったと
思い出すのだと思います。




その最期の日を見届けられたら
わたしの人生
100点なんじゃないかと思っています。




人生はいろいろなことがありますが
結局のところ
良さそうなできごとも
悪そうなできごとも含めて
至福の中にいるのだと思います。




愚痴を言いたくなるときは
いつだって
「心の荷物を持ちすぎているとき」で、




大切な家族
大切な友人
自分を含めて自分に関わる
すべての人を喪う過程で、




「すべては幸せだったのだ」と
気付くのだと思うのです。




お陰様で
おひとり様も丸9年になりました。




あの日のわたしが
9年後の今のわたしを見たら
少し安心するのかもしれません。




ここまで来られたのは
間違いなく
わたしに関わってくれた方たちと、




これを読んでくださっている
あなたのお陰です。




本当にありがとうございます。




心からの感謝をこめて
ここからもまた
どうぞ宜しくお願いします。




この後もどうぞ
穏やかにお過ごし下さいヽ(*^ω^*)ノ




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#十年目も