自分への「大丈夫」

自分を支えるもの。



先日、健康診断を受けました。




毎年3月に受けていた健康診断でしたが、




今年は3月がバタバタだったのと
やっと落ち着いてきたと思った矢先に
母親が入院したので
この時期になりました。




健康診断といえば
血液検査ですよね(他にもある)




どちらかというと
血液検査は得意な方でして、




以前働いていた会社で
「私、血液検査は貧血になっちゃうので
横になって採血してもらうんです」
って話す若い女の子が何人かいたんですけど、




わたしはといえば
割と血管が出やすいというか
なんならいつも手に血管が浮き出ていて
手に年齢が出るタイプですー。




そんな血管が浮き出るタイプのわたしが
「血管がわかりやすい」と
褒めていただけるのが
唯一血液検査で、




だいたいの看護師さんが
わたしの青く見える静脈めがけて
迷うことなく針を指します。




先日の血液検査は
とても採血の上手な看護師さんで
内出血もまったくなかったのですが
若干、クセが強めの看護師さんで。




針を刺すときに
「痛いですよ!痛いですよ!ごめんなさいね!」
と言いながら手にしているその針は、




蝶の羽のようなものがついている
明らかに痛くなさそうな細い針で、




「痛いでしょう!ごめんなさいね!」
と採血の間ずっと言っていただきましたが
申し訳ないくらい痛くなかったです。




その後、抜くときにも
「ごめんなさいね!針を抜く時にも
いや〜な感じがします!」
と言いながら抜いてくれましたが、




言葉とは裏腹に
ササッと針を抜き去り
すかさず絆創膏をペタッと貼って、




「お疲れ様でした」
と見送ってくれました。




こんにちは、okuです。




華麗…!!



積み重ねて育んでいく「大丈夫」



今朝、若干寝ぼけながら
旦那さんとのLINEを見返してしまいました。




緩和ケア病棟に入る少し前。
病院を受診した後に
送られてきたLINEには、

 

 

あまりよくないようです。
(緩和ケア病棟へ)入院を勧められました。

1ヶ月もたないかも。

ごめんね。

 

 


そう書かれていて
それを目にした途端
あっという間に7年前に引き戻されて
LINEを読み返したことを後悔しました。




なんでもそうだと思うのですが
「失う前」がつらい気がするのです。




わたくしごとですが(ブログは全部わたくしごと)
母の体調もよいとは言えず、




心がスッキリ穏やかなのかと聞かれると
そうでもないような毎日を送っています。




人は変化を嫌うものです。




「失うかも」というザワザワ感は
日々の生活の中から
穏やかさを奪っていきます。




でもね(長山洋子)




今あるものを失ったときに
わたしが
「大丈夫ではないのか?」
といえばそうではなくて、




悲しいけど大丈夫で
寂しいけど大丈夫で
困るけど大丈夫で
つらいけど大丈夫なのだと思うのです。




わたし自身、最愛の人を喪った後も
悲しむことができて
その悲しみの中でも食べることもできて
大切な思い出を把持したまま
生きることができましたし、




気持ちは追いつかなくても
なんだかんだ
前に進みながら生きてきました。




人はその様子を
「大丈夫」と
表現するのだと思いますし、




大切な人を喪う前と比べて
「強くなった」と感じる自分は
やはり大丈夫なのかもしれません。




「大丈夫」は
育むものだと感じていて、




経験をして
失敗をして
くじけながらも、




「それでも大丈夫だった」と
積み重ねていくのだと思うのです。




でも人って
大丈夫だったことを
すぐに忘れてしまうので、




「今日はこんなことがあったけど
大丈夫だった」
「こんなことが起こったけど
とりあえず今は大丈夫」って
毎日の終わりに頭にすり込んでいます。笑




「自分への大丈夫」を育んでいたら
自分への信頼が大きく育って、




何かあったときには
毎日積み重ねた「自分への大丈夫」が
自分自身を支えてくれます。




環境や自分の外側は
日々変化するので、




外側に振り回されないための
「自分への大丈夫」を
育んでいきたいと思います。




寒くなってきましたね。
どうぞ穏やかにお過ごしくださいヽ(*^ω^*)ノ




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#北海道 #札幌 #旭山記念公園 #母と



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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
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