いつかのために。
小さな頃から
「人と競う」
ということはとっても苦手だったわたし。
運動神経は悪い方ではなく
どちらかといえば
生来まじめでサボることが苦手。
競うのは苦手なのに
小学校の体育の授業では
まじめに走ってしまい、
リレーの選手に選出されては
毎度うなだれていました。
そんなわたしは
性格的に向いていない
バスケットボールをやり続け
太ももをパンパンにしました。
太ももパンパンといえば
村上佳菜子さんがInstagramで
自身の「太ももパンパン」を
出していたのですけど、
自己管理されていた方の太ももと
かたよって鍛えられたわたしの太ももは
筋肉のつき方が異なっていて、
二年ほど前から始めた
「ヨガのための筋トレ」で
ひたすらに
内転筋群とハムストリングスを
鍛えているはずなのに、
未だ、前ももが
大人と子どもの綱引きくらい優勢です。
せめて、綱引きは平等にやりたい。
こんにちは、okuです。
50才を過ぎて
前ももばかり育て上げたことを
後悔する日が来るとは
思ってもいませんでしたが、
村上佳菜子さんも
50才を過ぎてから伏線回収ってことに
ならないよう、
切に願っております…!!(余計なお世話)
最終的にはすべてを手放します。
ヨガをする方なら
その最後に必ずシャヴァーサナという
屍のポーズがついてきます。
それは[ 死の疑似体験 ]です。
ヨガのたくさんのポーズは
その最後に
気を動かさず
思考も止めて
完全に弛緩する屍に
なるためのものでもあります。
先日
「いっぺん死んでみる」という
ワークショップに参加させて頂きました。
最初に渡された死亡診断書。
A3の大きな紙は
左側が死亡届
右側が死亡診断書になっています。
右側の死亡診断書は
医師と歯科医師のみが書ける欄。
「なぜ死んだのか」が書かれているものです。
旦那さんの死亡診断書を見ると
心臓を鷲掴みされたような気持ちになるのに、
すべてが空欄になっている
まっさらの死亡診断書からは
特に感じるものはなく、
「ここに自分の名前が入るときには
自分はこの世にいないんだな」という
感慨だけがありました。
「いっぺん死んでみる」という
ワークショップなので、
自分がどのようなシチュエーションで
死ぬのかを細かく考えます。
わたしの不得意に
「予定を立てる」っていうのが
あるのですけど、
1ヶ月後の予定も立てられない
わたしですが、
死ぬ予定は案外サラサラと書けました。
でもこれは理想であって
現実は異なるかもしれません。
ただ、目標と同じで
「こうだったらいいな」と考えておくと
近い現実は作れるのかも。
死に向き合うメンタルが
あるに越したことはないのかもしれませんが、
身近なところに死がないと
実感はわかないかもしれません。
ワークショップでは
自分が大事だと思っているもの
執着が起こりそうなもの
思い残しなども書き出します。
「ありがとう・ごめんなさいを
言いそびれた人」などもそのひとつ。
代表で医師の上原暢子先生が
死に近づくようすを
リアルに誘導してくれる中で
それらを手放していきます。
最終的には、当然すべてを手放します。
旦那さんをはじめとして
父や叔父など
近しい人を何人か見送った今は、
「余命宣告を受けた時どうするか」
「回復不能と言われたら何を選択するか」
逆に
「してほしくないことはあるのか」
を決める判断はできる気がしますが、
旦那さんのときは
何ひとつできなかったです。
いちばん何かをしてあげたい人だったのに。
「看取る」という現実が
遠く感じる方にとって
家族がそうなったときのことを考えるのは
少し難しいかもしれません。
ただ、自分が余命宣告を受けたときに
「どうしてほしいかを
何かに書いておくのはいいかも」って思いました。
あとは現実問題として
葬儀屋さんを決めておくと
とてもラクです。
人が病院で亡くなったときは
数時間のうちに葬儀屋さんに
引き取りに来てもらうことになります。
旦那さんが亡くなったとき
看護師さんに
「二時間以内に葬儀屋さんに
迎えに来てもらってください」
と言われたときには
絶望しかありませんでした。
わたしをその絶望から救ってくれたのは
数年前に偶然
連絡先を交換していた
葬儀屋さんで働く同級生でした。
きっとこのブログを投稿するのは
大晦日になると思うのですけど、
大晦日にこのようなブログでいいのかな?
っていう気はするのですが、
むしろ新年にこのブログを
投稿するのもどうかと思うので
とりあえず大晦日にアップしますー。笑
今年も、無事に年末を迎えられました。
投稿頻度の少ないこのブログに
ご訪問いただいたことを
心から御礼申し上げます。
これを読んでくださっている
あなたにとって
新しい年が素晴らしい年でありますように。
今年もありがとうございました。
どうぞ新しい年も
穏やかでありますようにヽ(*^ω^*)ノ
#北海道 #札幌
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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
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