ありがとうございます。
クリスマスも過ぎまして、
年末の風情ですね。
父が体調不良で
伏せってまして、
「大掃除ってなんですのん？」
みたいな感じです（まったくやる気なし）
その父、
夜中にせん妄が起こることがあります。
（夜間せん妄→こちら）
高齢者には多いのですが、
先日、冬真っ只中の
雪がしんしんと降り積もる日に
父が
「トイレの窓が空いてる」
と言い始めました。
わたしだったら
「空いてるわけないよー。
今は真冬なんだからー」と
言いそうなのですが、
母は父に
「わかったー。みてくるね」
と言い、
トイレに行って
窓の鍵を確認したあと、
父の枕元に戻って言いました。
「鍵、締まってたわ。
お父さんが締めてくれたの？」
こんにちは、okuです。
父はもう歩けませんし、
体を転回させて
トイレの窓の鍵を締める、という
難易度の高いことはできません。
父は母に向かって
「いや…（締めてない）」と
返事をしたあと、
安心したように眠りました。
わたしの旦那さんが
がんの闘病中にモルヒネでせん妄が
起こったときも、
わたしも同じように
対応していた記憶があります。
「夫婦って、不思議な関係だな」
って感じるのは、こんなときです。
ばりばりぼりぼり（ぱりんこ）
みんなが正しい。
「 正しい 」
それは、
１００人の人がいたら
１００とおりの「正しさ」があります。
１００人いたら
１００個の「正しい」があります。
「正しい」が１個だったら
１００人が毎日ケンカをしながら、
自分の「正しい」を主張しそうですが、
「正しい」は１００個あります。
同じように
１００人の人がいたら
「あたりまえ」も
１００個あります。
「なに言ってんの？
◯◯するのがあたり前でしょう？」
と思うのか、
「そっかー。
この人のあたりまえはこれなんだ」って
一歩引いたところから
見ることができるのかで、
「生きやすさ」って
変わる気がするのです。
誰もが
自分と同じ意見じゃなくていいですし、
自分とは違う意見を持っている人が
いるからこそ、
凝り固まった「自分だけの憲法」に
気付けるのだと思います。
「みんなが正しい」
「みんなが違う」
だからこそ、この世は豊かなのだと
この年になると
しみじみと感じるのです。
そして
「正しさ」を主張することは
「マイルール」を強要することになりますが、
自分の「好き」を主張することは
たくさんの人が豊かになること
なんじゃないかと思うのです。
ヨガひとつとっても
ヨガをするのが好きな人
ヨガを教えるのが好きな人
ヨガを勉強するのが好きな人…
たくさんの「好き」があって、
たくさんの「好き」があるからこそ
相互に豊かになっていきます。
2021年、
どれくらいの「好き」とともに
生きられましたか。
わたし自身、
考えたらキリがないくらいの
たくさんの「好き」とともに
過ごしてきた一年だったと思います。
今年も
この場所に来てくださって
本当にありがとうございました。
新しく出会えた方にも
長くご訪問頂いている方にも
感謝の気持ちでいっぱいです。
2022年が
どうぞあなたにとって
幸せあふれる年でありますように。
また2022年に
この場所でお会いできますように。
どうぞ穏やかにお過ごし下さいヽ(*＾ω＾*)ﾉ
こころからの感謝をこめて。
#インド #リシケシ #Gaṅgā #2022年も一緒に楽しく過ごしましょう٩(ˊᗜˋ*)و
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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
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