「大丈夫」と「大丈夫じゃない」のはざま。

大丈夫な中で困っている

思い返せば
2018年にインドに行ったあとに

北海道の寒さにびっくりして
風邪をひいてからは
一度も風邪みたいなものを
ひいたことがないなー…と思って、

ヨガのレッスンのときに
その話をしたら驚かれたのですが、

世の中の皆様は
お元気にお過ごしでしょうか。

今、窓際で「カサカサ…」という
不穏な音がしたので見てみると

カーテンにカメムシがついていました。
ハッカ油がカメムシ忌避剤になる
というのを読んで、

ハッカ油を
プシュプシュするように
なってからというもの、

カメムシを
目にすることがなかったわたしは
久しぶりにテンパってしまいました。

カメムシというより
カメムシの臭いが超絶苦手なのです( ･᷄ㅂ･᷅ )

カーテンについたカメムシを
わたしの視界から消す選択肢は３つ。

窓から逃す方法と
ペットボトルに入れる方法と
ガムテープにくっつける方法。

こんにちは、okuです。

久しぶりのカメムシに焦ったわたしは
あろうことか
ペットボトルを選択してしまったのです。

柔らかいカーテン生地から
なかなか離れなかったカメムシは、

結果的に
カーテンにわたしが超絶苦手な臭いを残して
去っていきました。

明日、カーテン洗濯しますー（泣）

「大丈夫じゃないこと」とは？

先月、母が
大動脈解離というのになりまして
バタバタと過ごしていたら
あっという間に
月が変わっていました。

最初は熱中症だと思ったのですが
あちらこちらと病院を移動して
三週間ほどの入院となりました。

「高齢ですし、何があるかわからない」
という医師の説明を、

身の置き所のない
ざわざわする感覚で聞いていました。

「人は、大丈夫な中で困っている」

今は、そのとおりだと思っています。

旦那さんの闘病中は
「1ミリも大丈夫じゃないわ」
と思っていましたが、

でもその後も
わたしはこうやって生きていて
父が亡くなっても
わたしはこうやって生きていて

たとえ母が亡くなっても
わたしはこうやって生きていて（多分）
わたし自身がこの世から消えても
ちゃんと大丈夫なんだろうな、と
今は思っています。

逆に
「大丈夫じゃないことって、何？」
と考えると、

「別にないんじゃない？」
という答えが
自分の中から出てきます。

なんでもそうですけど
「失うかもしれない」
という過程がいちばん怖い気がするのです。

今在るものを
「手放すかもしれない」
「残るかもしれない」
という中途半端な宙ぶらりんな状態が、

一番心に負荷をかけるのかもしれません。

家族、健康、お金…
何がなくなっても大変ですが、

じゃぁ
「それが無くなったら
大丈夫ではないのか」
というとそうではなくて、

ただ
自分という存在に安心していればいい
と思うのです。

でも大変なできごとは
心揺さぶられますね。

「心を揺さぶられるできごと」が
年齢を重ねるごとに少なくなるので、

感情が動くと
自分が大切だと思っているものを
改めて認識することができます。

何かが起きたら
その都度立ち止まって
ゆっくり深呼吸して
「さて、どこへ向かおうか」
と確認できたら、

あまりへんてこりんなことには
ならないような気がします。笑

週末ですね。
雨の被害に遭われた地域の方には
心よりお見舞い申し上げます。
なるべく早く
穏やかな生活に戻ることができますように。

暑くなりそうですので
どうぞご自愛すぎるほどに
ご自愛ください。

週末も穏やかにお過ごしくださいヽ(*＾ω＾*)ﾉ

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