がんばってるの、知ってるよ。

がんばってきたんだよね

コールセンターで働いていたことがあります。


確認に時間がかかるため、「折り返しご連絡します。お客様のお名前を」と言ったら 電話口の若そうなお兄さんが、


「イケメンです」


と仰いました。え?聞き間違い?と思いながらも、
「イケメン様・・・でいらっしゃいますね(棒)」と復唱したところ、そのお兄さんが言いました。


「お姉さん、声が小さいなぁ」


しょうがない。覚悟を決めて、周りの人たちが振り返るような大きな声で言いました。


「イケメン様でいらっしゃいますね!!!」


イケメン兄さんは、満足そうに電話を置きました。


こんにちは、okuです。
コールセンターで初めてモニタリングしたときの電話は、「お姉さん何色のパンツ履いてるの?」でした。顔が見えないって、色々あるんですよねー(遠い目)


つらい気持ちを怒りで表現しないで

もともと、闘病ブログをやっていました。


このブログに来てくださっているのは、そこからの方も多くいらっしゃると思います。大切な家族を亡くして、その痛みとともに生きていらっしゃる方たちです。


今も、闘病している方や 愛する人と死別された方のブログにお邪魔しては、勝手に応援しています。


そんな中、たまに心ないコメントを見ることがあります。
対面なら、絶対に言わないような言葉。


ややしばらくコメント欄を見つめ、「にくにくしい。ミンチにしてやろうか」と思うこともあります(えー)


でも、そんな心ないコメントをした人も、きっと余裕のない状況で、捨て台詞を吐くように残していくしかなかったのだろうな、とも思うのです。


文面からは「助けて」と言えない哀しい気持ちも見えてきます。
手を差し伸べてくれる人は たくさんいるのに、他人を頼れない人がたくさんいます。


わたしもそうでしたが、自分が大変なときには どうやって人を頼ったらいいのかがわからないものです。


「つらい」って言えた方がカッコいい

でも、つらいときは勇気を持って「つらい」って言えたらいいな、と思うのです。


つらい気持ちを何かで武装しているときって、他人は気付いてくれません。
自分がつらいことを言わずに、「なんでつらいのをわかってくれないのか」と人のせいにしても、相手にはわからないのです。


素直に「助けて」って言えたらいいですね。難しいけど。


思いっきり武装して、めっちゃ強そうな格好しながら「助けてほしいって思ってるのに!わかってよ!」と言われても、
「いや、超合金の甲冑(かっちゅう)着てんじゃん…」としか思わない。


言葉にするのは 難しいけど、お互いが歩み寄れたらそれは、


「わかってほしい」「わかってあげたい」


ただ、それだけのこと。


怒りの気持ちは、根っこに「がっかり」や「寂しい」「悲しい」がある、二次感情。
自分の根っこの気持ちに気付いて、それを言葉で伝えられたら、どんなに平和になるだろうと思います。
何かしてあげたい「優しいおせっかい」な人の方が 絶対に多いと思うから。


そんな、自分の内側にある気持ちを見つめて、感情を掘り下げる時間が「瞑想」なんです。


瞑想をすると、自分が認めたくない感情が出てくるときもあります。
でも、それを見つけて「ああ、わたしは(ぼくは)つらかったんだな」と受け入れたとき、それは消えてなくなります。


つらかったんだろうなー。つらいよね。


でも「他人にはわからない」って言わずに、少し言葉にしてみてほしいのです。
そして、そのつらい状況で頑張っている自分自身を、いっぱい褒めてあげてほしいと思っています。


がんばってる方にはこちらも:)
心屋仁之助「がんばったね」Music Video - YouTube



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