ヨガの道徳的戒律
晴れた秋の空がとても気持ちいいです。
空が真っ青。
海と空の境い目が わからないくらいなので、
そろそろ魚が勘違いして空を泳ぎだすと思います(違)
こんにちは、okuです。
鳥も海の中で飛ぶかも(だから違)
足るを知る
樹木希林さんが言ってました。
「皆さんは、果てしなく生きると思っているでしょう?」
「果てしなく」が言い過ぎだとしても、
「明日は間違いなくやってくる」と信じている方のほうが多いはず。
もしも、今日のこの青空が 最後の青空で、
明日から何十年も雨だとしたら、
わたしはきっと、
洗濯をしたり布団を干したり、
もしくはずっと青空を見つめたり、
青空の恩恵を享受するような行動をします。
同じように、
家族と話ができることも、
友だちと会えることも、
自分のこの体が動くのも、今日だけだとしたら。
不安とともに生きるということではなく、
限りがあるとわかっているからこそ、
わたしたちの生活は豊かなんですよね。
毎日健康で 何百年も生きるのだとしたら、
家族と話せる幸せも、
友だちと会える喜びも、
自分の体が動く幸せも、
幸せだとは感じられないかもしれません。
家族が病気になったり、
友だちと会えなくなったり、
自分の体が不調になると、
途端に、
家族が健康であったこと
友だちと会えること
自分の体が健康であることの幸せを感じられるようになります。
ヨガには、8つのルールがあります。
八支則というものです。
その中にある「Niyama(ニヤマ)」というのは、
ヨガをする者にとっての 道徳的戒律ですが、
具体的にいくつかのポイントがあります。
Santosa(サントーシャ)とは、
足るを知ること。
今ここにあるものに、満たされるということ。
状況をありのまま受け入れること。
「貧乏とは、欲が多すぎて 満足できない人のことです」
と言った方がいました。
ただ、日々の生活が幸せだと感じていたとしても、
悲しい出来事も辛い出来事も起こります。
大切な人を喪って、心の拠り所がない方もいるかもしれません。
大切な人を喪って、足るを知るどころか、
何もないような気持ちになっているかもしれません。
辛いときは、呼吸とヨガをしに来てください。
元気がでないあなたの気持ちに、寄り添いたいと思っています。
遠くの方は、少しだけ外に出てみませんか。
太陽の陽の氣が、あなたを優しく包んでくれます。
自分が食べたいと思うものを食べて、
少し休みましょう。
心が痛い方も、
体が痛い方も、
週末、少しでも元気がでますように。
♯晴れた北海道
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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
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