「やりたくないことをやらない」と決める。

空いた時間を何に使いますか?



部屋着って
何を着てお過ごしでしょうか。




二年前に
「デニム風レギンスパンツ」なるものを
購入しました。




イオンのセールで購入したそれは
360° 全方向にものすごく伸びて、




わたしの
太ましいモモやお腹を
優しく包んでくれました。




んで、
太ましい部分を包んでくれていた
そのレギンスは




サイズを増し増しにして
伸び伸びになって
だる〜〜〜〜んとして
知り合いが来たら
大急ぎで履き替えたいレベルに育ちました。




「同じ物を新調しよう!」と
楽天マラソンで
ぽちっとして
届いたレギンスは、




同じ製品で同じサイズなはずなのに
並べてみると
丈が10cm以上も短くなって
股上もかなり浅くなっていました。




履き心地も違うので
新レギンスと
旧レギンスを
履き比べながら、




母に鼻息荒く見せました。




こんにちは、 okuです。




「全然違うよねぇ?」
鼻息荒く言うわたしに、




母が言いました。




「そんなに変わらないんじゃない?」
人のことってそんなもん。




大切な人と。



わたしの父は
母が60歳くらいのときに
脳卒中で倒れました。




今思えば当時の母は
「若かったんだな」と
感じます。




それからの母の人生には
父の介護がセットになりました。




右半身麻痺と言語障害。
四点杖をついて
やっと歩いていた父は、




日常生活のほぼすべてに
母の手を借りて生活していました。




「あと2〜3年でしょう」




倒れたときに
お医者様にそう言われた父は、




献身的な母の介護で
ほぼ10倍の丸19年という月日を
自宅で過ごしました。




そして20年目を迎えた今年、
その生活は終わりました。




外出しても
「お父さんが待っているから
急いで帰らなきゃ」
ということもなくなりました。




ふと
「泊まりでもいいんだわ」
と思ったわたしは、




急遽休みを作って
母と一泊二日の温泉旅行に出掛けました。




体を張って父を支え続けた
20年の間に
母は
当然ですが歳をとり、




歩いたり
動いたりすることに
やりにくさを感じるようになっていました。




" 杖忘れの湯 " と言われる温泉に
行ったのですが、




若い方や
わたしくらいの年代の方には
ものすごく快適で素敵に思える
その温泉は、




階段が多かったり
ベッドが低かったりして
老齢の母にとっては
" 快適 " とはなりませんでした。
(*食事もとても良かったですし、ホテルの方もとても親切でした)




限られた行動範囲の中で見る母は
「なんとか普通に生活ができている」と
思っていましたが、




ホテルの階段を
一生懸命に上り下りする母を見ながら
「わたしが思う以上に
歳を重ねたのだ」と





しみじみ感じました。




往復400キロほどの道のりでしたが
母は満足そうに
わたしの車の助手席で
ぼーっと外を眺めていました。




後になって振り返れば
たった一泊二日のこの時間も
宝物のような時間なのだと思います。




「永遠に明日がある」と思うと
ツラく思える日があるかもしれませんが、




「明日がくる日々は
それほど
長くはないかもしれない」と思うと、




「やりたくないことは
やらないでおこう」と思います。笑




「やりたくないことをやらない日常こそ至高」




そう思いながら生きています。




新しい週が始まりましたね。
どうぞ
穏やかにお過ごしくださいヽ(*^ω^*)ノ




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#青い池 #北海道 #美瑛 #母と


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北海道 札幌でヨガ講師をしています。
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